京都大学「吉田寮(築105年)は危険だから退舎しなさい」寮生「住み続けていたい」

築105年という歴史を持つ日本最古の現役学生寮が、京都大学の「吉田寮」です。吉田寮は過去に「耐震性を著しく欠く」として大学側から新規入寮者を禁じる通知が出されたり、2018年9月30日にはついに全員退去が求められたりと、大学側との対立が報じられています。短いニュースからでは「本当のところ、一体何が起こっているのか?」というのがわかりにくかったので、吉田寮にはどんな人が住んでいるのか?本当に「危険な建物」なのか?などを、実際に吉田寮に行って寮生にみっちり話を聞いてきました。

吉田寮公式サイト
https://sites.google.com/site/yoshidadormitory/

G:
吉田寮側に「住み続けていたい」という意向があるのははっきりわかるのですが、一方の大学が何を求めているのかがいまいちわからないんです。大学側が退去を求める理由は何なのでしょうか?

福島:
安全確保が一番の理由です。吉田寮は築105年で、地震などの災害の際に、老朽化した建物に住むのはリスクが高いため退去するようにと説明されました。

G:
たとえば地震などで吉田寮が倒壊したとき、京都大学は責任を問われるのでしょうか?

福島:
おそらく管理責任に問われることを回避するために、事前に対策を講じているのだと思います。

G:
だとしたら寮の補修をするという発想が出てくると思うのですが、そうではなくて退去を求めているというのが、端から見ていてよくわからなくて。実際に吉田寮に訪れてみても、危険な建物には見えませんし……。

澤田:
実際に暮らしてみても、京都大学側が危惧しているようなことは感じませんね。

岡田:
これは臆測でしかないのですが、大学側が吉田寮を「目の上のたんこぶ」だと考えているというのが一般的な見方ではないかな、と。大学は徹底的に管理して合理化したいと考えていて、吉田寮、熊野寮、西部講堂などを「そぐわないもの」として淘汰して、管理された研究棟やシステム化された施設を再構築しようとしているのだと感じます。

これは京都大学の意向というより、日本社会全体に蔓延しているものなので、今回の件の根本には、日本社会が抱える問題が投影されているという側面があると私は理解しています。

日本最古の現役学生寮、京都大学・吉田寮の住人に「寮を追い出されようとしている本当の理由は何なのか?」を聞いてきました
築105年という歴史を持つ日本最古の現役学生寮が、京都大学の「吉田寮」です。吉田寮は過去に「耐震性を著しく欠く」として大学側から新規入寮者を禁じる通知が出されたり、2018年9月30日にはついに全員退去が求められたりと、大学側との対立が報じられています。短いニュースからでは「本当のところ、一体何が起こっているのか?」と...

 

この人たちもまあ面倒臭い感じするけど、安全なはずの新棟からも退去させてるってのは解せないよね(;・∀・)

コメント