【ウサギ小屋】東京で家賃6万円で借りるアパートの間取り

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わずか3畳「極狭物件」 無駄ない生活、若者に人気

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居室の広さ約5平方メートル(約3畳)――。東京都心の「極狭(ごくせま)アパート」が若者に人気だ。さぞ息が詰まると思いきや、満足して暮らす人が多いという。彼らが住まいに求めるものは何か。暮らしをのぞいた。(佐藤淳一郎)

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東京・新宿から電車に乗って5分の京王線笹塚駅で降り、徒歩でさらに5分。世田谷区の閑静な住宅街にある2階建て賃貸アパートの玄関ドアを開けると、すれ違うのも困難なほど狭い通路が目に飛び込んできた。都内の外資系IT企業社員、細田恭平さん(26)が暮らす部屋だ。

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壁際にソファ、机、衣装ラック、冷蔵庫が置かれた居室には、人ひとりが寝転ぶのがやっとの空間が残る。トイレとシャワー室はあるが、洗面台、浴槽、収納、洗濯機はない。部屋全体の面積はロフト(約4平方メートル)を含めても約13平方メートルで、一般的なワンルーム(約25平方メートル)のほぼ半分だ。

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自炊する様子を見せてくれた。通路にあるミニキッチンはシンクとIHコンロだけ。細田さんはシンクの上の調理台にまな板を置き、「うまく切るにはコツが要る」と言いながら窮屈そうに野菜をカット。フライパンで野菜炒めを作り上げた。

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家賃が月6万4500円のこの部屋に住み始めたのは約2年前。テレビでサッカーなどの配信動画を楽しむのが日課だ。

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スペース不足は小さめの家具をそろえ、調理器具を壁にかけるなどして補う。洗濯もコインランドリーで十分という。「慣れれば居心地は良い。友人を招いてホームパーティーをするのは難しいけど」と笑う。

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細田さんの部屋を設計・施工した港区の不動産会社は、極狭物件を新宿区や目黒区などの都心部で約70棟(約1200室)展開する。「入居率は常に99%で、新築の入居受け付けは3日で満室になる」(同社)という。入居者の8割は20~30代の会社員や学生らだ。

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いずれも築浅で壁や床は白を基調にしたデザイナーズ物件。家賃は通常のワンルームより数万円ほど安く、敷金・礼金と更新料は不要だ。ただ、若者をひき付けるのは安さだけではない。

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細田さんは「都心の極狭物件は生活の無駄を省くための究極の手段だ」と話す。中でも重視したのが「時間の無駄」だ。以前は埼玉県上尾市の実家暮らしで、都心の勤務先まで満員電車で片道2時間かけるむなしさを嫌というほど感じていた。

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都心にあるが値ごろな部屋に移ったことで、浮いた時間やお金を投資の勉強などに充てられるようになった。生活空間の狭さに対応して家具などを厳選するうち、自分が本当に好きな物に気付くこともできたという。

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彼らの姿は持ち物を極力減らす流行の生き方「ミニマリスト」に通じる。自身もミニマリストで生活の様子を書籍などで発信する佐々木典士さんは流行の背景に経済の先行きの不透明さを挙げる。「物をたくさん抱える生活は身動きが取りづらくリスクが高いと考える若者が増えた」という。

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品川区で格安賃貸物件の紹介サイト運営や仲介を手掛ける会社の並河宏明社長も変化を実感する。部屋探しで同社を訪れた際にいったんは間取りや広さを気にするが、「最低限の機能があればよい」と割り切る若者が増えているからだ。

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彼らの多くがこだわるのは駅からの近さなどの交通アクセス。並河社長は「必要な物を絞り込むうち、通勤や通学にかける時間も極力減らせる極狭アパートに行き着くのではないか」とみる。

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家は住む人の価値観を映す。都心で増殖する極狭アパートは、物質的な豊かさとは異なるものに価値を見いだす人々が増えている表れといえる。

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■5割超が「駅近」重視

全国宅地建物取引業協会連合会(全宅連)が2018年に18歳以上の男女2800人を対象に実施した意識調査によると、一人暮らしをする際の部屋探しで重視する点は「駅が近い」が55.5%と半数を超え、17年より13.6ポイント増えた。

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建物で重視するポイントは「間取りの広さ」が63.7%で最多だったが、3年前と比べて5.1ポイント減少した。「駐車場の有無」は27.2%で20ポイント近く落ち込み、クルマ離れをうかがわせた。

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全宅連の担当者は「静けさや自然環境を求める中高年に比べ職場・学校へのアクセスの利便性を求める傾向は20代までの若者の間で特に強い。築年数やセキュリティーの設備も物件探しのキーワードとして重視される点だ」と話している。

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO55095980R30C20A1SHB000/

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sakamobi
sakamobi

学生や若いサラリーマンだったら家なんて基本帰って寝るだけだし、たった月6万4500円で笹塚駅徒歩5分の築浅物件に住めるのはポイント高いと思う。人気も当然😉😉😉

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