【悲報】東京オリンピック期間中、東京の交通網は死亡確定!電車は人身事故時並の大混雑、帰宅難民も

【悲報】東京オリンピック期間中、東京の交通網は死亡確定!電車は人身事故時並の大混雑、帰宅難民も

 2年後に迫る東京五輪・パラリンピック。鉄道の混雑が慢性化している首都圏で五輪競技の開催日が重なった場合、JRや地下鉄の駅に人があふれ、電車はストップ、通勤・通学に影響が出る可能性がある――。中央大学理工学部の田口東教授(66)がこんな試算をした。競技終了後、短時間に集中して押し寄せる帰宅客もパニックを招く危険がある。2020年の夏、いつ、どの駅で危険があるのか、田口教授に聞いた。

首都圏(東京、神奈川、千葉、埼玉)で通勤・通学の鉄道利用者は1日約800万人。東京五輪で開催競技が最も多い日は66万人の観戦客が見込まれており、鉄道利用者が1割弱増える見通しだ。

五輪観戦客の輸送については、JRが60%、東京メトロが10%を担う計算になる。このほか、沿線に競技会場がある、りんかい線、ゆりかもめ、埼玉高速鉄道は大勢の観戦客の利用が見込まれ、乗客は通常より2~2.6倍に膨らむ。原宿・代々木駅周辺を通るJR線、ベイエリアに向かう東京メトロ有楽町線も混雑が予想される。

国土交通省が5年ごとに実施している鉄道などの利用実態調査「大都市交通センサス」のデータを基に、首都圏の2009駅を発着するすべての列車について、乗降客数や乗り換え客の経路などを分析。各競技の会場収容人数、開催時間、最寄り駅などの情報を加味し、駅ごとに利用状況を試算した。

競技開始が午前8時半~10時半に想定される会場もある。その結果、五輪期間中の平日午前6~9時に、乗車率200%以上の電車が50%増えるという予測が出た。

通勤時間に不慣れな乗り換え客
普段利用していない駅で、乗降や乗り換えをする五輪観戦客は、不慣れなために行き先を迷ったり、通路の真ん中で急に立ち止まったりしてしまうことが考えられる。

自動改札をスムーズに通れない外国人客もいるだろう。中には、子ども連れや大きなスーツケースを引きずって歩くケースも想定され、通勤・通学客の通行の流れを滞らせるリスクも伴う。

乗降客の多い50の乗換駅で、電車1本ごとに乗降客の動きを分析し、午前7時~9時に駅構内に何人が滞留するかを試算した。

すると、通勤・通学ラッシュのピークと観戦客輸送のピークが重なり、山手線と周辺の13の駅(新宿、東京、秋葉原、有楽町、四ツ谷、浜松町、代々木、永田町、青山一丁目、大門、新木場、八丁堀、大井町)で、午前8時半~9時に滞留客が通常の2倍を超える可能性がある。恵比寿で1.3倍、新橋と飯田橋で1.2倍となる予測となった。

駅構内に入れない事態も
こうした駅の中には、普段でも、通勤のピーク時にエスカレーターで長い行列ができるようなケースも珍しくない。ここに、五輪観戦客が加われば、ホーム、エスカレーター、通路、トイレなど駅構内のいたるところで人があふれる。

そうすると、駅利用者は歩くのも困難な状態となる。狭いホームや階段、エスカレーターに大勢が滞るため、鉄道会社はこの13駅すべてで電車の運行を停止せざるを得なくなり、駅構内への入場制限を行う事態も想定される。

帰宅の足にも影響
電車の混雑や駅構内の滞留増加は、朝のラッシュ時だけではない。コンサートやサッカーの試合などが行われるスタジアムや大型施設では、イベント終了後のわずかな時間に帰宅しようとする人が一気に押し寄せる。

最寄り駅へ向かう道は人でごったがえし、一時的に駅から人があふれる事態になりかねない。こうしたことは、埼玉スタジアム2002のある浦和美園駅で、サッカーの試合後にはよく見られる光景だ。

東京五輪で競技終了がサラリーマンらの業務終了時間と重なれば、帰宅の足に影響が出かねない。

想定では、水泳が行われるオリンピックアクアティクスセンター(江東区辰巳)で午後8時50分、柔道や空手が行われる日本武道館(千代田区北の丸公園)で午後7時半、体操が行われる有明体操競技場(江東区有明)で午後9時など、それぞれ終了時間が組まれている。

この時間帯に、それぞれの会場の最寄り駅や沿線車内に居合わせれば、混雑に巻き込まれる可能性がある。

鉄道のこうした混雑予測については、五輪組織委も把握しているものの、「具体的な対策はこれから考えたい」とするにとどまる。JR東日本も記者会見で、「東京五輪での輸送対策はこれからだ」と述べている。

私たちができる対策はあるのか。

通勤・通学客のピークと五輪観戦客の移動する時間をずらすのが有効な手段だ。都心にオフィスがある企業は、<1>業務開始を遅らせる時差通勤<2>競技数の多い日を休業し、土日に勤務<3>自宅で働くテレワーク――などの実施を検討してほしい。

東京五輪をきっかけにこうした取り組みを試すことで、多様な働き方を実現できる可能性も見えてくる。

駅の分散利用を促す仕掛け
会場近くに複数ある駅の分散利用も有効だ。JR千駄ヶ谷駅、大江戸線国立競技場駅、ゆりかもめ台場駅、りんかい線国際展示場駅などは、競技会場の最寄り駅であるため、競技開催日は最大で通常の5~6倍の利用が予測される。

こうした駅の一つ手前、あるいは一つ先にある駅へ利用者を誘導できれば、想像以上に混雑を緩和できる。会場まで徒歩20分かかる周辺の駅に、五輪観戦客が集まる工夫が求められる。

そのためには、会場へ向かう20分間の道中に五輪グッズが買える場所を設けたり、五輪関連のイベントを実施したり、ちょっと立ち寄ってみたいと思う店があったりすることが望ましい。

たとえ、会場まで歩く距離が長くなったとしても、「一つ手前の駅で降りたほうが楽しい」と思えるかどうかだ。地域や商店街の活性化につなげる観点で、人を呼び込む工夫を凝らしたい。

これは、競技終了後の帰宅時にも同様の効果が期待できる。最寄り駅へ急ぐ観戦客を「ちょっと一杯飲んでいこうか」と会場周辺にとどまらせたり、「あっちの駅まで足を延ばせば、いい店がある」と誘導したりできれば、会場最寄り駅の集中を回避できる。

東京五輪で鉄道混乱…駅から人があふれる恐れ : 深読み
 2年後に迫る東京五輪・パラリンピック。鉄道の混雑が慢性化している首都圏で五輪競技の開催日が重なった場合、JRや地下鉄の駅に人があふれ、電車はストップ、通勤・通学に影響が出る可能性がある――。中央大学理工学部の田口東教授

 

まだ2年ある。今のうちから対策を!(;´Д`)

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