サポカー実験、自動ブレーキ作動せず実験台になった社長がはねられ重体 入善の販社 

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サポカー実験、男性重体 入善の販社 ブレーキ作動せず

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●県警と業界団体、普及へ協定の矢先

11月から新型の乗用車や軽自動車への衝突被害軽減ブレーキ(自動ブレーキ)の搭載義務化がスタートし、各自動車メーカーが取り組みを進める中、入善町の販売会社で17日、安全運転サポート車(サポカー)機能の実験中に男性がはねられ重体となる事故が起きた。交通事故減少につなげるためサポカー普及を目指す富山県警は、22日に県内の業界団体と連携協定を結ぶ矢先の事故となり、関係者の間に動揺が広がった。

17日午後0時6分ごろ、入善町入膳の西川自販駐車場で、サポカー機能の実験中だった同社社長西川慎一さん(72)が、実験に使用していた軽自動車にはねられた。西川さんはドクターヘリで富山市の富大附属病院に運ばれたが、意識不明の重体となっている。

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入善署によると、同社で扱っているサポカーの自動ブレーキ機能の実験、検証作業のため、実物大の車後部の写真をパネルに張り、同社従業員の40代男性がパネルに向かってサポカーを運転していたところ、サポカーが止まらず、パネルと一緒に裏側にいた西川さんをはねた。

事故を目撃した従業員によると、パネルは自立式となっていたが、西川さんはパネルの裏側で支えるような格好をしていたという。同署は事故原因はさまざまな可能性が考えられるとし「現時点で原因は分からず、メーカーを含め、あらゆる観点から詳しく調べる」としている。

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県内の自動車ディーラーの関係者によると、一般的にサポカーの運転マニュアルには自動ブレーキが作動しない可能性があると記載されている。メーカー各社で作動条件は異なるが、危険な時に100%止まるわけではないという。

今回の事故で自動ブレーキが作動しなかった原因の一因として、前方を撮影するカメラのレンズに汚れが付着していた可能性を指摘する。日光がレンズに差し込む角度によって障害物を認識できないこともあるとした。

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この関係者は、人為的なミスの可能性にも言及した。車種によっては自動ブレーキが作動するタイミングで、ドライバーがブレーキを踏んだ場合、自動ブレーキが解除されることがある。ドライバーの操作が優先される設計となっていることが一般的という。

このほか、実験時の走行速度が規定値を超えていたため作動しなかった可能性もあると指摘。その上で車のシステムや設計ミスが原因とは考えにくいとの見方を示した。事故防止のため自動ブレーキの性能をアピールする実験を禁止しているメーカーもあるとした。

県警は22日、サポカー普及による高齢ドライバーの交通事故防止を目指し、県自動車販売店協会と県軽自動車協会の2団体と連携強化のため、協定締結を予定している。

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sakamobi
sakamobi

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