今年の新入社員、入社半日で退職

新入社員が入社半日で退職。初日の夕方に「もう無理です…」

4月1日。それまで学生だった面々の多くがどこかしらの企業に属し、社会人となる。だが中には、早々にリタイアをしてしまう新社会人がいるそう。

「いやあ、もうビックリで。会社中でその話題が持ちきりになりました。なんか、もう笑うしかないよね(笑)」

こう語る高原将さん(36歳・仮名)。彼の勤める企業に新卒入社した社員が、なんと半日で退職してしまったというのだ。

夕方、「もう無理です…」と告げる

「4月1日は初日ですから、当たり前ですがいきなり仕事はさせません。会社の案内とか挨拶周りとか。僕は参加しなかったけど、部の中でランチを兼ねた歓迎会もしたらしい。ほんと、それだけで辞めちゃいました」

新入社員で入社したAくんは、都内の私大を卒業。入社前研修の際も、明るい表情をしていたという。だが、会社の空気が合わなかったのか、これからの社会人生活に不安を覚えてしまったのか…。

新入社員 「その日の夕方、部のお偉いさんに『すみません。もう無理です…』と言いにきたそうで。言われた上司も始めは『ふざけてるのか?』と思ったようですが、顔面蒼白でマジ顔だったみたいです。理由を聞いても『いや、本当に…』とか『本当ごめんなさい…』しか言わなかったとか。

とりあえずそのまま帰して、明日様子を見ようとなったんですが、次の日は出社しませんでした。朝、電話で『辞めます』と言ってきたと聞きましたね。まあ、無理に仕事を続けることないけど、さすがに半日はねぇ。仕事なんにもしてないんだから!」

退職理由はもちろん不明だが、本人なりに思うことがあったのだろうと想像する。幸い、Aくんは都内の実家住まいとのこと。半日で退職するといった勇気ある決断は、経済的不安が無い点が関係しているのかもしれない。

「一括りにはしたくないけど、やっぱり現代の若者は…と思っちゃいます。他の子は続くといいけど…」

2週間で退職した男性の声

前出のAくんに退職の真意を聞くことはできなかった。しかし、過去に新卒で入社した飲食店を2週間で辞めた経験のある折原紘一さん(26歳・仮名)に話を聞くことができた。

男性 「僕の場合は、入社式の時点で『うわ、この会社の雰囲気合わねえわ』と思ってました。体育会系で熱くてうざい感じ(笑)。予感は的中で、配属された店舗の店長の口癖が『死ぬ気でやろうよ』でした。たかが仕事に、そこまで情熱かけたくないですよね」

話を聞くと、確かに若干のブラック臭が漂う職場のような気もする。だが、2週間で辞めることへのためらいはなかったのだろうか。

「ないですよ。だって、無理だと思う環境に我慢して居続けるって無意味じゃないですか? 当時の店長に『石の上にも三年だぞ』って言われても、『3年経って何のいいことがあるんだ?』と思いました。そう言ってる店長の給料を聞いたんですけど安すぎて、説得力なかったんですよ。

自分に合う職場って必ずあるはずで、それを見つけるための努力をした方が間違いなく良いと思うんです。最近の若者は…とかすぐに言われますけど、我慢して働くとかいう根性論の時代は終わってます」

職場 折原さんはこの会社を退職後、3ヶ月ほどの求職期間を経て通信系の企業に転職。現在も働き続けているという。

「最初の会社を辞めてから、書類で落とされまくったときは焦りましたけど、今は第二新卒という枠もあるし、すぐに辞めたことが必ずしもハンデになるわけではないんです。だから、『入った会社が嫌ならすぐに辞めるべきだ! 仕事はあるぞ!』と、今年の新入社員たち全員に伝えたいですね。今の会社は楽しくて、あの時無理して働かなくてほんとに良かったとしみじみ思います」

2週間で会社を退職してしまった彼だが、現在の会社では既に数年勤務している。すぐに辞める若者でも、環境次第では活躍する場があるのだろう。半日で辞めてしまったAくんも、自分に合う職場と出会えて欲しい。

https://nikkan-spa.jp/1563744

sakamobi
sakamobi

正直こういう子を見極められない人事に問題があると思う…😰😰😰

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