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今、渋谷周辺で「謎のナンパ方法」が流行っている?

   

今、渋谷周辺で「謎のナンパ方法」が流行っている?

僕、ゴメス記者の友人に、30代チョイ過ぎな妙齢のオネエサマがいる。僕が言うのもなんだけど、けっこうな美人サンである。そして、華々しいとある職業に就き、ダンナさんもいる、れっきとした人妻でもある。左手薬指にはゴールドの結婚指輪が輝いている。

そんな彼女が近ごろ、渋谷で3度、違う男からまったく同じ手口のナンパに会ったという。「3度」ってことは、おそらく(少なくとも)渋谷界隈ではトレンドとなりつつあるナンパ術……なんだろう。その詳細は、はたして……?

【1度目:スクランブル交差点にあるTSUTAYA前にて/平日のPM13:00ごろ】

歩いていると「今月、青森から出てきたばかりの21歳です。オネエサンとお友だちになりたいです」と、いきなり背後から声をかけられる。男はスーツ(そう高くなさそうな)にガングロ・ロン毛&茶髪……といった、いかにもスカウトマンっぽい出で立ち。訛りもまったくなかったので、熟女系(?)のキャバかAVか風俗のキャッチだと判断し、シカト。

【2度目:ハチ公周辺にて/土曜日のPM15:30ごろ】

急に雨が降ってきたので、ハチ公横にある東急百貨店の屋根部分で雨宿りをしていると、となりにいた20代前半風の男から「就職で秋田から出てきたばかりなんです~。オネエサン、すごくキレイなんで~ボクと友だちになってくれませんかぁ?」と、いきなり声をかけられる。チェックのシャツにジーンズ、髪型は短くも長くもない……といった特徴のない出で立ち。「秋田」を「アギタ」と発音し、「すごく」が「すんごぐ」にも聞こえ、瞬間的なリアリティはそれなり。だが、雨がやむまで話を聞いてあげていたら、徐々にズーズー弁がわざとらしくなってきて……。「しゃべっているうちに緊張感が薄らぎ、方言の比率が多くなってきたのかな?」と好意的な解釈もしてみるも、やはりうさん臭さは拭えず、雨が小降りになったと同時にその場を退散。

【3度目:山手線から井の頭線に向かう屋内通路にて/平日のPM15:00ごろ】

急ぎ足で歩いていると、ハタチ前後の大学生風の男が斜め前方から寄ってきて「八戸から出てきたばっかなんですけど、オネエサンみたいなカノジョが欲しくて…お茶だけでいいんで付き合ってもらえませんか?」と、声をかけられる。Tシャツにチノパン、髪型はスポーツ刈りよりやや長め……といった爽やかな出で立ち。しかも美白のそこそこイケメン……ではあったが、3度も同じパターンで攻めてこられたら、さすがに「コレって、なにかの組織的なマニュアルなの?」と疑わしくなり、シカト。ちなみに「はちのへ」の「のへ」にアクセントをつけていた以外は、ほぼ標準語だったという。

以上、妙齢のオネエサマは「私ら世代の女性の同情を煽るような、この手のナンパはとてもズルいと思うけど、3度目は3度目じゃなければ、あと、時間があったなら、もしかするとお茶くらいは付き合ってあげてたかもしれない…」と遠い目をする。

この3人が本当の出身地を語っていたかは怪しいモノだが、そして、オネエサマの言うとおり「組織的なナンパ(=キャッチ)マニュアル」である可能性も捨てきれないが、ポイントは3人ともが(自称)東北出身であること。「純朴を装うなら東北」ってことなのか? 「ズルい」とはいえ、「もう一歩」のところまで成功しかかっていたってことは……それなりの効力を見込める、それなりに優れた戦略だと認めざるを得ない。が、ここまで定番になりつつある……のだとすれば、せめて九州(福岡県は除く)・山陰・山陽・四国あたりも、これからは積極使用すべきなのではなかろうか。東北と比べ、方言を“真似る”のは少々難易度が高そうだが……?

現時点ではまだ彼らの因果関係がわかっていないが、今後も調査を続行したい。

https://nikkan-spa.jp/1358762

「東北出身で少しでもなまってたらいい人そうに見えてしまう」単純な人を探してるんだろうね。でもこれ、ナンパじゃなくてキャッチだね。

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