子供4人東大理三に入れた佐藤ママ、三男が灘中に落ちたら「6年間頑張ろうね」と言うつもりだった

 4人の子ども全員が東京大学理科III類に合格した佐藤ママこと佐藤亮子さんは、中学受験のときにもさまざまな準備をしていました。『三男一女 東大理III合格! 佐藤ママの子育てバイブル 学びの黄金ルール42』(朝日新聞出版)に詳しく掲載されていますが、その一つが、失敗した場合に子どもにかける言葉を用意しておくこと。佐藤さんがその言葉に込めた思いを振り返ります。

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親は、心から子どもの合格を祈っています。しかし、残念ながら、受験には必ず合格者と不合格者がいます。どんなに努力しても、最善を尽くしても失敗することがあるのです。

万が一、子どもが失敗したときには親は決して慌てず、子どもが元気に再スタートできるように心の準備をしておかなければなりません。落ち込んでいる子どもに追い打ちをかけるような言葉をかけ、子どもの人生を12歳で終わらせるようなことをしてはだめなのです。親も人間ですから、動揺してしまうので、あらかじめ「言葉」を用意しておくことをお勧めします。

わが家は長男、次男が灘中生(灘中学校の生徒)で、いよいよ三男が中学受験というとき、三男のプレッシャーは、かなりのものだったようです。小6の夏休みに、100点満点の算数のテストが9点のときがありました。家で解かせてみると難なく解くので、本人は気がついていなかったようでしたが、これはプレッシャーが原因だと私は気がついたのです。

私は、万が一のこともあるかもしれないと、覚悟をし、不合格だったときに、三男にかける言葉を考えておくことにしました。傷口に塩を塗らないように、三男がグッと顔を上げて前を向いて、これから先の人生を元気よく生きていけるような言葉にしました。「◯◯ちゃん、灘中は、残念だったね。でも、よく頑張ったよ。これから、大学入試までの6年間、また、ママも手伝うから、◯◯ちゃんの中学で頑張ろうね」というシンプルな言葉です。

合格発表の掲示板の前でがっくり肩を落としている三男に、心を込めてサラッと言えるように、私は10月から、塾に三男を送った帰りの車の中で、毎日毎日、声に出して練習しました。そのセリフを練習するたびに、頭を垂れてたたずんでいる三男の姿が目に浮かび、号泣しながら練習したのです。本番では、笑ってそのセリフを言えるように何度も何度も練習しました。

年が明けて1月、三男は無事に灘中に合格し、やれやれと思ったのですが、今度は娘を塾に送っていった帰りの車の中で、思わず三男にかけるセリフを練習し、号泣している自分に気がつきました。泣きながらセリフを言って「あれっ? 三男は合格したんだった」と気がつき、涙を拭くという毎日。私も、三男の人生を中学受験の合否で終わらせてはいけないと、思いつめていたのだと思います。

5月上旬の文化祭で、楽しそうにしている三男を見て「本当に合格して灘中生になったんだ」と、しみじみ感じたのを思い出します。その日からようやく、私は車の中で泣きながらセリフを言わなくなりました。

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『三男一女 東大理III合格! 佐藤ママの子育てバイブル 学びの黄金ルール42』は、子どもの中学受験を控えた親の必読の書。長男、次男、三男は灘中を、末っ子の長女は洛南高等学校附属中学校を受験して合格した。佐藤さんの実体験や4人の子どものコメントを読めば、安心して受験に臨むことができる。

あの佐藤ママでも中学受験は不合格を覚悟…泣きながら子どもにかける「言葉」を練習した 〈週刊朝日〉
 4人の子ども全員が東京大学理科III類に合格した佐藤ママこと佐藤亮子さんは、中学受験のときにもさまざまな準備をしていました。『三男一女 東大理III合格! 佐藤ママの子育てバイブル 学びの黄金ルール...

 

ワイは案外肯定的だけど、「子供を自己実現の道具にするヤベー奴」という意見も一理あるよね(;^ω^)

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