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錦織圭、ノドグロを絶滅させそうになる

   

錦織圭、ノドグロを絶滅させそうになる

続くノドグロ人気 その陰で

居酒屋などで高級魚として提供される「ノドグロ」。北陸新幹線の開業で、石川県金沢市の市場では、ノドグロの干物の売り上げが増加しました。その「ノドグロ」は、アカムツという魚の口の中をのぞくと黒いことから、そう呼ばれています。しかし、ノドグロ漁が盛んな島根県では、人気の陰である異変が起きているようです。

「ノドグロ」ブームに
ノドグロ漁が盛んな島根県の浜田漁港では、去年の水揚げ量はおよそ175トンと前の年と比べて30%余り増加しました。2014年にテニスの全米オープンで準優勝した島根県出身の錦織圭選手の発言がきっかけでした。錦織選手が記者会見で、「お魚がすごい好きなので、ノドグロとかあったら食べたい」と発言したことで、「ノドグロ」の名が一気に広まったのでした。

売り上げ増加に
インターネット上でも、「ノドグロのおにぎり、うまかった。錦織選手も好物らしいです」、「錦織選手で話題のノドグロ、本当においしい」、「錦織君の発言のおかげで、ノドグロ品薄」などの書き込みが見られました。
東京・日本橋にある島根県のアンテナショップに聞いてみたところ、錦織選手が記者会見した直後、売り上げはそれまでの3倍にアップし、その後も、売り上げは安定しているということです。錦織選手が発言する前は、ノドグロの干物の販売は月に400枚だったということですが、錦織選手の発言から1年半近くたった今でも月に900枚と、2倍以上になっているということです。

ノドグロにちなんだ商品も
このブームで、ノドグロにちなんださまざまな商品が販売されました。東京の百貨店では、ことしの節分の日に合わせた恵方巻きの呼び物として、あぶったノドグロが入った恵方巻きを販売しました。1本の価格は2700円と決して安くはない価格設定にもかかわらず、完売したということです。このほかにも、大手コンビニチェーンでは、ノドグロのおにぎりの販売を先週から始めました。1個当たり258円にもかかわらず、販売は好調だということです。

需要増加に思わぬ悲鳴
こうしたノドグロブームの一方、産地では思わぬ悲鳴が上がっていました。島根県の浜田漁港では、これまで体長が20センチほどに成長したノドグロを中心にとっていました。ところが、産卵する前の18センチ未満の小型のものまで水揚げされるようになっていたのです。浜田漁港では、小型のノドグロが増え、去年は水揚げ全体のおよそ8割に上ったといいます。地元の漁業者は、十分な大きさに成長したノドグロがとれなくなったため、これまで海にかえしていた小型のノドグロまで市場に出すようになっていました。小型のノドグロは加工品などにも使われるために、需要が高まっていたのです。

資源保護へ
このまま放っておくとノドグロがとれなくなるおそれがあると、危機感を抱いた島根県は、ノドグロの資源保護に乗り出しました。産卵前のノドグロをとりすぎると、将来、ノドグロが減少するおそれがあると指摘されています。このため、島根県は資源を保護するため、浜田漁港を拠点に行っている沖合底引き網漁船に呼びかけて、体長18センチ未満の小型のノドグロが多くいる海域などを禁漁にする取り組みを、来月から始める予定です。ノドグロ漁を行っている漁船が禁漁を行った場合、操業している海域での魚の数は3年後には10%増加するという試算もまとまっているそうです。
突然のブームで資源が枯渇するおそれも出てきたノドグロ。資源が減る前の、まだ安定してとれている段階から管理していくことで、将来的な資源の確保を図ろうとする取り組みの成果が注目されます。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160222/k10010417981000.html

>錦織選手が記者会見で、「お魚がすごい好きなので、ノドグロとかあったら食べたい」と発言したことで、「ノドグロ」の名が一気に広まった。

そうだったのか!

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