世界最大の魚ジンベエザメを追跡…地球を半周していた! 過去最長記録

世界最大の魚ジンベエザメを追跡…地球を半周していた! 過去最長記録

ジンベエザメが、中米パナマからマリアナ海溝まで赤道付近を2万キロ以上回遊していた事実が判明した。地球半周に相当する、これまでで最長記録だという。

成長すると全長12メートル以上になるジンベエザメは、世界最大の魚だ。世界中の温かい海に生息し、臆病で穏やかな性質で、人間に危害をくわえることもないため、沖縄県の美ら海水族館など水族館では大の人気者だが、繁殖や寿命など生態については謎が多い。

中米パナマにある米スミソニアン協会の熱帯研究所は、ユネスコの世界遺産にも登録されている太平洋のコイバ島沖で発見したメスのジンベエザメ「アン」に衛星発信機を取り付けて、他の45頭と一緒に行動を追跡。

その結果、アンはパナマ周辺の海域に116日間滞在した後、メキシコ沖の無人島クリッパートン島に近づき、その後、サメの群れが多いことで知られるガラパゴス諸島のダーウィン島に向かった。

しかし、追跡開始から266日目、通信が急に途絶え、衛星タグがはずれたか、信号が届かない深海に潜ったと推測された。…それから235日後、追跡をあきらめかけたときに、ハワイの南方の海域で信号をキャッチ。

極楽ハワイで9日間のバカンスを楽しんだあとは、マーシャル諸島周辺を回遊し、最終的にはグアムに近い太平洋西部のマリアナ海溝に到達。世界で最も深い海に潜ってからは、二度と衛星電波をとらえることはできなかったという。

追跡開始のパナマから始めて、マリアナ海溝に至るまで、泳いだ距離は2万142キロ!赤道1周が4万キロなので、地球を半周したことになり、回遊魚の記録としては世界一だという。

研究チームを率いた海洋生物学者のヘクター・グズマンさんは「ジンベイザメは水深1900メートル以上まで潜りますが、信号が途絶えた期間、餌を求めていたのか、繁殖の機会を探していたのか、どんな行動を取っていたかは謎のままです」と言う。

アン同様、ほかのサメたちも、熱帯海域を西に向かう「北赤道海流」にのって1日平均67キロのペースで回遊していることがわかった。2016年には、過去75年間に世界に生息するクジラの約半分が姿を消したと推定され報告書が出されており、ジンベエザメも絶滅危惧種に指定された。

グズマンさんらの今回の研究成果は、絶滅の危機に瀕しているサメやクジラ類の保護計画に利用される見通しだ。

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ジンベエザメが、中米パナマからマリアナ海溝まで赤道付近を2万キロ以上回遊していた事実が判明した。地球半周に相当する、これまでで最長記録だという。 成長すると全長12メートル以上になるジンベエザメは、世界最大の魚だ。世界中の温かい海…

 

>衛星発信機を取り付けたジンベエザメが、中米パナマからマリアナ海溝まで、赤道付近を2万キロ以上回遊していたことが判明!

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