【障害ヤクザ】伊是名夏子さん「私は“わきまえる障害者”になろうとは思いません」

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「わきまえる障害者になりたくない」JR東の対応に声上げた、車いすの伊是名夏子さん

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骨が折れやすい障害を持ち、車いすを利用するコラムニストの伊是名夏子さん(38)=川崎市在住=が書いたブログがソーシャルメディアで賛否を呼び、誹謗中傷する投稿も飛び交う事態となっている。

ブログのタイトルは「JRで車いすは乗車拒否されました」。伊是名さんがJR東日本の無人駅で下車しようとしたところ、事実上の拒否にあった体験を明かした内容だ。

「わがままだ」「感謝の言葉がない」――。そんな批判のほか、いたずらメッセージや電話も相次いでいるという。

こうした反応を伊是名さんはどう受け止めたのか。改めて思いを聞いた。

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問題の経緯
伊是名夏子さんは4月、子ども2人と介助者、友人の計5人で1泊2日の旅行に出かけることにした。
静岡県の熱海で、最寄り駅はJR来宮駅だった。小田原駅で行き先を告げたところ、直前になって無人駅の来宮駅には階段しかなく、ご案内できない」と駅員から言われた。
1時間のやり取りを続けたが事態は変わらず、伊是名さんたちは仕方なく電車に乗ったところ、途中の熱海駅で駅員らが待ち受け、来宮駅でも車いすを運んだ。帰りも同様に駅員が乗車を手伝った。
伊是名さんはてんまつをブログで明かしたところ、ソーシャルメディアでは賛否が割れた。「事前連絡がない」「感謝の言葉がない」などの反発が出たほか、伊是名さんを誹謗中傷する投稿も相次いでいる。

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――ブログに対し、ソーシャルメディアでの賛否が割れています。批判や反発する投稿の中には「なぜ事前連絡をしなかったのか」「駅員に対する感謝の気持ちが足りない」などの意見が目立ちました。

旅行に行く前、来宮駅の状況を知ろうと思ってインターネットで「来宮駅」の検索をしたんですね。そしたら、すぐに駅の構内図を示す公式サイトが出てきたので見たところ、車いす利用者に対する注意書きや連絡先などは書いてありませんでした。

図には階段が載っていましたが、それは上り線だけのように見えたんです。しかも「1階」と書いてある。だから下り線、つまり行きは車いすのまま改札まで行けるんだと思い、連絡はしませんでした。

ただ、私が図を見間違っていたことがあとでわかりました。上り、下りとも階段をいったん下りて地下通路を通らないと改札と行き来できない構造になっていたんです。

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この点は私が早とちりしたかもしれませんが、それにしたって公共交通機関なので普通は連絡なくても乗れるだろうと思っているんですね。

「感謝の気持ちが足りない」というのも、申し訳ないけど真逆だと思うんです。もちろん、駅員さんたちを責めているわけではないし、特に実際に私を運んでくれた駅員さんたちは丁寧に対してくれました。でも「今回は例外的にやってもらえたんだ、やさしいな」で終わらせたんではよくないと思います。

私が1時間にわたって交渉し、ねばったから駅員さんたちが集まってくれたのでは、そもそも車いすユーザーが想定されていないということですよね。

しかも、小田原駅で応対してくれた駅員さんがいったんは「案内します」と言っておきながら、乗車時間の直前になって「乗れません」と軽く言うわけです。

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駅員さん自身も車いす利用者のことをわかっていないし、想定もしていないということでしょう。JR東日本が会社として、組織として改善して欲しいと願っています。

――批判する人の中には、同じ車いす利用者や障害を持つ人もいました。

それが一番ショックでした。「自分たちは段取りよくやっているのに、あなたはわがまま」などの指摘がありました。

障害者がまだ生きやすくなったのは、私たちの「先輩」に当たる障害者の方たちが、時に座り込みまでして訴えてくれたからです。その結果、電車にも乗れるようになりました。そういう歴史を私は知っています。

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不便さに慣れ、「わきまえる障害者」でいる人は我慢しなくていいんです。一緒に社会の理不尽さに異議を唱える「仲間」になってくれたらうれしいです。

Twitterの反応を見ていると、私と同じように来宮駅で車いすが使えず、夜道に熱海で下車せざるを得なかった経験をした車いすユーザーもいるようです。

私は「わきまえる障害者」になろうとは思いません。ブログを書いたのも腹いせのためではなく、誰もが生きやすい社会になるよう皆さんに考えて頂きたいと思ったからです。

――「乗車拒否された」というブログのタイトルに反発する人もいるようです。JR東日本の駅員は「ご案内できません」と言っただけだ、というのがその理由です。

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事実上の拒否でしょう。あからさまに「乗車できません」とは言えませんよ。だってそう言ったら、明らかに障害者差別解消法に違反するわけですから。

言い方は違うけど、結局昔と変わってないのではないかと思います。確かにバリアフリーになった施設は増えているでしょうが、一方で、鉄道について言えば、無人駅の占める割合は全国で40%もあります。

バリアフリー法では、1日の利用者が3000人以上については原則、すべてバリアフリー化するよう求めています。

改正バリアフリー法が今月施行され、1日の平均利用者が2000人以上の施設についてもバリアフリー化が進められることになりました。

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だた、逆に言えば、それより利用者が少ない駅ではバリアフリー化しなくても法的には問題がないわけです。まさに利用者が少ない無人駅は置き去りにされる可能性は高いでしょう。実際、来宮駅はそうだったわけですし。

――障害者は「助けられる」存在、健常者は「助ける」存在でなければならない、という意識が社会に根強いのでしょうか。

あるでしょうね。障害者がおとなしくしていれば社会は「優しさ」を見せてくれるのでしょうが、ひとたび健常者が持っている権利を自ら求めようとすると「わがままだ」とたたかれてしまう。

これは「感謝」とか「わがまま」とかで片付けられる話ではなくて、人権の問題だと思っています。

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私のように声を上げていかなければ、そういう事例をもっと増やさなければ社会はきっと変わらないと思います。

私を批判する人たちは「助けも求めずに社会の『ルール』をしっかり守ってる」人たちかもしれません。ある意味、頑張っている人たちですよね。だから私のように声を上げたり、助けを求めたりする人が許せないのかもしれません。

でも、そういう人たちは社会によって人権が守られていないことに気づいていないんだと思います。だから逆に私はその人たちに言いたいです。「甘えていいんです。力を抜いて下さい」と。そう思わせてしまっている社会が悪いんです。

人に頼ることができるようになればおのずと、人を助けることも上手になる気がします。

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JR東「拒否する意図はなかった」
JR東日本横浜支社広報室はGLOBE+の取材に文書で回答し、「乗車を拒否する意図はなかった」と強調した。

一方で、小田原駅係員の対応については「明確にご案内することができなかったことについてはお詫び申し上げたいと考えております」としている。

「ご案内できない」という当初の発言から一転、最終的に駅員らが車いすを運んだことについては、「熱海駅に要員手配を依頼した時点では、熱海駅では対応できる要員が確保できない状態でしたが、熱海駅では、お客さまが到着する直前まで何とかできないかと調整を続け、ギリギリで人員の手配に漕ぎつけることができました」と明かした。

今回の対応が適切だったかについては「可能な範囲での対応を行ったと認識」としている。

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国交省の見解は…
国土交通省鉄道サービス政策室はGLOBE+の取材に対し、文書で「本件に関する詳細について把握しておりませんのでコメントすることはできない」と回答した。

https://globe.asahi.com/article/14328819

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sakamobi
sakamobi

恐ろしい人だね。こうして障害者と健常者の分断がすすめば、困るのは善良な障害者の方々なのにね…😰😰😰

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