【朗報】「ITパスポート試験」人気急上昇へ

「ITパスポート試験」小学生が合格、最年少記録更新

「ITパスポート試験」人気急上昇 金融など非IT系が高い関心

スポンサーリンク

情報処理技術者の国家試験「ITパスポート試験」(iパス)が人気を集めている。デジタル技術を駆使して既存のビジネス形態や制度を変革するデジタルトランスフォーメーション(DX)がさまざまな業界に広がる中、2021年度の応募者数は前年度の約1・7倍に当たる24万4254人で、過去最多となった。特に非IT系企業からの応募者が全体の5割を占めているのが特徴だ。全国と同様の傾向が見られる宮城県の状況を取材した。

スポンサーリンク

[ITパスポート試験]ITに関する基礎的な知識を証明する国家試験で、2009年に始まった。試験はコンピューターに表示された問題をマウスやキーボードで解答する「CBT方式」を採用している。試験時間は2時間で、出題数は四肢択一式の小問100問。出題分野はストラテジー系(経営全般)が35問程度、マネジメント系(IT管理)が20問程度、テクノロジー系(IT技術)が45問程度となっている。受験手数料は7500円(税込み)。

スポンサーリンク

iパスを実施している独立行政法人の情報処理推進機構(東京)によると、宮城県内の応募者数は21年度、前年度の1・7倍に当たる3152人に急増した。内訳は社会人が7割、学生が3割となっている。

社会人の中で、非IT系企業に勤務している人の割合は75%に達した。勤務先を業種別で見ると、「金融・保険業、不動産業」が491人で最多。前年度から約3・6倍と大きく伸び、応募者全体の約16%を占めた。

スポンサーリンク

デジタル人材育成へ、七十七銀が取得推奨
東北のトップバンク、七十七銀行(仙台市)は本年度、約2700人の全行員の半数以上が25年3月末までに「デジタル人材」となる目標を掲げた。DX推進の土台となる「ベース人材」(1200人以上)の認定基準には、iパス取得を盛り込んだ。

同行デジタル戦略課は背景として、デジタル技術の進展に伴う金融業界の環境変化を挙げる。

担当者は「キャッシュレスサービスの利用者が増えることで現金の利用が少なくなったり、送金が振り込みではなくなったりする。中央銀行がデジタル通貨を発行するかもしれないし、デジタル給与払いが解禁されるかもしれない。通信会社など銀行以外の異業種が金融サービスを展開しており、分散型金融(DeFi)が現実になる可能性もある」と説明。その上で「環境変化は今後、避けられない。銀行員もデジタルの知識を蓄える必要がある」と説明する。

スポンサーリンク

iパス取得者に期待するのは①コンサルティング営業での活用②銀行システムのフル活用③セキュリティー対応―の3点。コンサルティング営業について、担当者は「お客さまと対応する営業店の行員がITやデジタルに抵抗を持ってしまうと、お客さまに悩みを聞くことも、お客さまがつぶやいたことを拾うこともできなくなる」と懸念する。

同行は業務用のスマートフォンや営業支援システムなどを導入しているが、「行員のITリテラシーが高くないと有効活用できない」と担当者。「不審メールを開いてしまい、ウイルス感染につながることもあり得る」と、セキュリティー面からもIT知識の必要性を説く。

同行は半年に1度の研修を実施しているほか、自宅でも試験勉強できる学習ツールを用意している。受験意欲を高めてもらおうと、合格者には5000円の奨励金を支給する。

スポンサーリンク

パソコン書コーナーで売り上げ1位
iパスへの関心の高まりを受け、県内最大規模の書店「丸善仙台アエル店」(青葉区)では、試験の参考書が店頭に平積みされている。一番の売れ筋は「いちばんやさしいITパスポート 絶対合格の教科書+出る順問題集」(SBクリエイティブ)で、約6000冊が並ぶパソコン書コーナー全体でもダントツの売り上げ1位という。

担当者は「iパス関連の書籍は並べていれば売れる。若い人から年配の人まで人気がある」と話す。参考書の選び方については「売れている本だからといって合格できるとは限らない。じっくりと見比べ、自分に合う本を探してほしい」とアドバイスする。

スポンサーリンク

「努力の結果出やすい試験、無理のない学習計画を」東北電子専門学校・川名資格対策室長に聞いた
iパスを巡る状況について、東北電子専門学校(仙台市)の高度ITエンジニア科学科主任を務める川名挙也(たつや)資格対策室長に聞いた。

―iパスはどのような資格ですか。

「エンジニアではなく、ITを実際に使う人向けに作られた試験で、ビジネススキルやITスキルの知識を総合的に身に付けられる。最近、DXや事務作業を一部自動化するRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)などいろいろなIT技術を、一般の社会人が使う機会が増えてきたため、信頼性が保証されている国家試験であるiパス受験者が多くなってきた」

スポンサーリンク

―全国的にも宮城県内でも、非IT系企業からの受験者が増えています。どのような背景があるのでしょうか。

「世の中が複雑化し、人の好みが細分化される時代になってきたが、好みを逐一、素早く追っていくには、昔からの固定式のシステムでは難しい。そこで、IT技術を積極的に取り入れていこうという流れがある。ビッグデータから企業の売り上げ動向など新しいことを見いだせる環境が広がり、人工知能(AI)による分析技術も高まるなど、情報技術自体がかなり発展してきたこともある。今まではシステムを作る側と使う側に分かれていたが、使う側にもITの知識がないと変革は難しくなってきた」

スポンサーリンク

「金融業界はフィンテック(ITを活用した金融サービス)に対応するため、他業種より先行したが、業務を問わず、IT能力を身に付けてもらい、DXに取り組もうという流れが根底にある。最近、ITを全く取り扱っていない業種から『社内エンジニアが欲しい』として、学校に求人が来るようになった。こうした流れは今後も続くだろう」

―iパス取得を目指す初学者に、アドバイスをお願いします。

「iパスは情報処理技術者試験の中で一番下のレベルに設定されているが、試験範囲がテクノロジー(IT技術)とマネジメント(IT管理)、ストラテジー(経営全般)の3分野に分かれ、幅広く出題される。もともとITに携わっている人や知識がある人にとって難易度は高くないが、初めて学習する人にとってはボリュームがかなり多い。どこから手を付けたらいいか困ると思う」

スポンサーリンク

「大人になると集中力は若干落ちる半面、全体を俯瞰(ふかん)する能力が上がってくる。社会人であれば、どういう分野をどのくらい勉強しなくてはいけないのか、最初に測るのがいいのではないか。基本的にいつでも受験できるので、無理のない学習計画を立ててほしい。受験のたびに機転を利かせないと解けない試験ではないので、努力の結果が出やすい」

「ITパスポート試験」人気急上昇 金融など非IT系が高い関心 | 河北新報オンラインニュース
 情報処理技術者の国家試験「ITパスポート試験」(iパス)が人気を集めている。デジタル技術を駆使して既存のビジネス形態や制度を変革するデジタルトランスフォーメーション(DX)がさまざまな業界に広がる…
スポンサーリンク
sakamobi
sakamobi

プロほど持ってないよね…😅😅😅

コメント