科学者「胃の中からこのゴム手袋が発見されたことは非常に興味深い事実であるが、直接の死因ではない」
1週間前、イギリスの砂浜で『ハナゴンドウ(学名:Grampus griseus)』 の死骸が発見された。海洋生物学者らはその死骸の解剖を行ったところ胃の中からゴム手袋が発見されたという。
彼らによると、胃の中からこのゴム手袋が発見されたことは非常に興味深い事実であるが、直接の死因ではないとのことだ。
先々週の日曜日にイギリス・ノーフォークにあるGreat Yarmouth South Beachで発見されたこのハナゴンドウの死骸。ハナゴンドウは体長4メートルにもなるハクジラの仲間で、日本ではクジラと呼ばれることが多いが、英語圏ではdolphinと呼ばれている生物。
このハナゴンドウの死因などを調査するため英国鯨類疫学調査プログラム(CSIP)の海洋生物学者らによって解剖が行われた。その結果、胃の中からゴム手袋の親指部分が発見されたという。
この解剖結果について、解剖を行ったチームのリーダーRob Deaville氏はBBCの取材に対しこのように説明する。
「ハナゴンドウの胃の中からゴム手袋が発見されたことは興味深いことですが、偶発的なものであると考えられます。」「この個体はとても貧しい栄養状態で、多くの筋肉が失われていました。おそらく、生息域の外で群れからはぐれ孤立した可能性が高いです。」
研究者によると、このハナゴンドウが群れからはぐれた後エサを捕まえることもできなくなり衰弱。その時偶然見つけたゴム手袋を食べた可能性があるとのことだ。
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クラゲやイカと間違えたんだろうな(;´Д`)
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