生きたまま体切断、サウジ記者不明でショッキング情報

 サウジアラビア政府を批判してきた米国在住のサウジ人著名記者ジャマル・カショギ氏がトルコで行方不明になった事件が世界のメディアの注目を集め、米国とサウジの外交関係にも影を落とす状況となっているが、中東地域を専門とするニュースサイト「ミドル・イースト・アイ」が16日、カショギ氏の動静についてショッキングなニュースを伝えた。カショギ氏は今月2日、イスタンブールのサウジ総領事館内で生きたまま体を切断され殺害されたというのだ。

カショギ氏が身に着けていたアップルウォッチに殺害の様子が録音されており、その録音を聞いたトルコ筋の話として報じた。それによると殺害に要した時間は7分間で、カショギ氏は総領事の執務室から書斎に引きずり込まれ、テーブルの上で殺害された。カショギ氏の叫び声が聞こえたが、何らかの薬剤を注射された後、声は止まったという。

殺害はサウジから来た情報機関員らが実行したが、リーダーの男はカショギ氏の体を切断する間、イヤフォンで音楽を聴いており、アップルウォッチには、ほかの情報機関員に対しても音楽を聴くよう勧めるリーダーの男の声も録音されていた。 総領事館内にチェーンソーが持ち込まれたとの情報もある。

複数の米メディアは、カショギ氏を尋問中に手違いで死亡させたとする発表をサウジ政府が準備していると伝えたが、トルコ筋は尋問は一切行われることなくカショギ氏は殺害されたと断言した。

カショギ氏のアップルウォッチについては、米CNNテレビなどは、音声データをブルートゥースなどを使い外部に伝えることは技術的に難しく、総領事館内に盗聴器を仕掛けたトルコ当局が、その存在を隠蔽するため流した虚偽の情報だとの専門家の話を伝えた。いずれにしろ、トルコ当局は総領事館内で何が行われたかを知る立場にあったことになる。

ミドル・イースト・アイはトルコ筋について詳しい説明をしておらず、どれほどの信ぴょう性があるかも不明だが、サンやデーリー・メールなど英大衆紙は電子版で一斉に同メディアの報道を引用した。トルコ捜査当局は15日夜から16日未明にかけ、サウジ側と合同でイスタンブールのサウジ総領事館内を捜査。AP通信によると、トルコの当局者は捜査で記者殺害の証拠が見つかったと語った。

カショギ氏は、米紙ワシントン・ポストのコラムニストでサウジ王室への痛烈な批判で知られる。2日、サウジ総領事館に入ったまま、行方が分からなくなっていた。

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