フィギュア、ルール大幅改正へ 4回転に制限案も

フィギュア、ルール大幅改正へ 4回転に制限案も

フィギュアスケートの新シーズンに向け、大幅なルール変更が予定されている。ジャンプ偏重の傾向に歯止めをかけ、演技全体のバランスを重視しようとするものだ。4日からスペイン・セビリアで開かれている国際スケート連盟(ISU)総会で決定する。

5月16日にISUが発表した議題によると、ジャンプの質の高さを求めるため、出来栄え点(GOE)がマイナス3~プラス3の7段階からマイナス5~プラス5の11段階に拡大する案が出ている。また、フリーで同じ種類の4回転ジャンプを1度に制限する案もある。

ジャンプの基礎点については、引き下がる可能性がある。特に4回転の引き下げ幅が大きく、例えば、男子選手の多くが跳んでいる4回転トーループは10・3点から9・5点に、平昌(ピョンチャン)五輪銀メダリストの宇野昌磨(トヨタ自動車)が得意とする4回転フリップは12・3点から11・0点に、金メダリストの羽生結弦(ANA)が挑戦を明言している4回転アクセルの基礎点は15・0点から12・5点に下がる案が検討されている。

男子フリーの演技時間については、現在の4分半から女子と同じ4分になることが既に決まっている。これに伴い、ジャンプの上限も8本から7本に減る。ただ、要素を詰め込む印象はぬぐえず、選手の負担が必ずしも減るわけではない。

今回の改正案は、ジャンプの質が高く、4種類の4回転を持ち、演技構成点もほぼ満点の羽生にとっては有利になる。羽生は「どんなルールでも適応し、勝てる自信をつけながら練習していきたい」と言う。同じく4種類を跳べる宇野にとっては、ジャンプの質や演技構成点を上げていくことが伸びしろになる。

2010年に4回転ジャンプの基礎点が引き上げられ、回転不足と判定されても基礎点の70%を与えられるなどの変更があったこともあり、ショートプログラムとフリーの合計得点は上がり続けている。羽生が現在持つ世界最高得点は、10年前のシーズンと比べると、60点以上高い。また、300点を超える選手がいる一方、上位でも優勝選手と50点以上が差がつくこともある。基礎点が下がることが決まれば、これまでより接戦になる可能性がある。

小林芳子フィギュア強化部長は「ルール変更に対応できるように強化方針を変えていかないといけない」と話している。

フィギュア、ルール大幅改正へ 4回転に制限案も:朝日新聞デジタル
 フィギュアスケートの新シーズンに向け、大幅なルール変更が予定されている。ジャンプ偏重の傾向に歯止めをかけ、演技全体のバランスを重視しようとするものだ。4日からスペイン・セビリアで開かれている国際スケ…

 

ザギトワ対策かな?(;・∀・)

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