sakamobi.com

ここは愉快なインターネッツですね

車いすやベビーカーでのエスカレーター利用は禁止されてるにもかかわらず多発する事故

   

 エスカレーターに車いすやベビーカーを直接乗り入れたことが原因となった事故で、平成27年までの5年間に東京都内で計40人が救急搬送されていたことが11日、東京消防庁への取材で分かった。7月には高松市でエスカレーターから車いすが転落、巻き込まれた女性が死亡する事故が起きており、改めてこうした使用方法の危険性が浮き彫りになった。

同庁によると、23~27年にエスカレーターの事故で救急搬送された人は6724人。このうち、車いすが乗り入れたことで10人が、ベビーカーが乗り入れたことで30人がそれぞれ救急搬送された。車いすが横転する事故や、ベビーカーのバランスが崩れて男児が放り出される事故があったほか、下りのエスカレーターにショッピングカートを乗せ、そのまま転落したケースもあった。

国土交通省によると、車いすやベビーカーでのエスカレーター利用は法令上、規制されていないという。製造メーカーなどでつくる「日本エレベーター協会」はベビーカー、カート、車いすなどを乗せるのはやめるように利用者に呼びかけている。

頻発するエスカレーター上での車いすやベビーカーによる事故。利用者らが「つい乗ってしまう」背景には、十分なバリアフリー意識が社会に浸透しておらず、エレベーターなどの設備が不足している現状もあるとみられている。専門家はこうした行為の危険性に警鐘を鳴らすとともに、周囲の人たちの配慮も必要だと指摘する。

高松市で死亡事故が起きたのは7月10日。家具インテリア店の上りエスカレーターに、車いすの妻(79)と付き添いの夫(81)が乗っていた際、バランスを崩し転落。後方にいた女性(76)が巻き込まれて死亡した。夫は「エスカレーターがそこにあったのでつい乗ってしまった」などと説明したという。

商業施設や百貨店、駅では車いすやベビーカーでのエスカレーター利用を原則禁止しているところが多いが利用者は後を絶たない。

「車いすでエスカレーターに乗ってしまったことがある。絶対やってはいけなかったと反省している」

車いす利用者で、障害者の自立を支援するNPO法人「車椅子の会サイレントフット」(相模原市)の佐藤利章会長(52)は、こう打ち明ける。

国交省によると、1日平均3千人以上が利用する3542駅のうち、エレベーターやスロープを設置している駅は3045駅(27年度末時点)。2千平方メートル以上の施設や店舗のバリアフリー化は同年度末までに56%にとどまる。佐藤会長は「エレベーターの位置などを下調べをしても、混雑で使えないことは少なくない。目的地までたどり着くのは大変」と明かす。

日本大学の八藤後(やとうご)猛教授(福祉まちづくり・安全工学)は、バリアフリーに関する法律が整備される以前はエレベーターのない場所が多く、階段かエスカレーターを使うしか選択肢がなかったとした上で、「特に中高年の人たちは、車いすでエスカレーターを使うことにそこまで抵抗感がないのでは」と分析する。

一方で八藤後教授は、「車いすやベビーカーでエスカレーターを利用する危険性を広く知ってほしい」と強調。「エレベーター利用を促すアナウンスをすることは効果的だ」と話している。

http://www.sankei.com/affairs/news/170812/afr1708120003-n3.html

エレベーターの不足や場所の分かりにくさ。休日のデパートとかエレベーター待っても待っても満員で車いすやベビーカー優先を守らない人も多い。車いすやベビーカーでエスカレーターを利用する人だけを責めるのはちょっと違うのでは?

関連コンテンツ ユニット



 - ニュース, ネット