【動画あり】袋状の奇妙な深海クラゲ『Deepstaria enigmatica』、撮影された貴重な映像から生体の一部が明らかに

【動画あり】袋状の奇妙な深海クラゲ『Deepstaria enigmatica』、撮影された貴重な映像から生体の一部が明らかに

2017年に撮影された貴重な映像などから多くのことが明らかに

深海に生息する大型のクラゲの仲間『Deepstaria enigmatica』。新種記載されてから40年以上経った今も多くの謎に包まれている生物だ。

研究者らは2017年にこの生物の撮影と標本の採取に成功。最新の研究でこの生物の生態が少しずつ明らかになってきたという。

サッカーゴールの網目に似た大きな袋状の構造をしているこの生物『Deepstaria enigmatica』。1966年に初めて採取されて以来、人類がこの生物を出会ったの回数はわずか数例。そのため、現在に至るまでその生態の多くは謎とされていた。

研究者らは2017年にメキシコ近海における深海でその撮影と標本の採取に成功。今回、その研究に関する論文がAmerican Museum Novitatesに掲載された。

ニューヨーク市立大学の生物学の教授であり、ハーバード大学教授であるリード研究の研究者David Gruber氏は、Live Scienceの取材にこう語っている。
「この生物についてはほとんどが知られていません。まるでそれはちょっとした異星人のようです。」

この奇妙な生物について、研究者らが明らかにしたことは次の通り。まず、D. enigmaticaには触手がないこと。多くのクラゲは触手で獲物を捕まえたりするが、このクラゲは獲物を袋状の体に閉じ込めて食べていると推測されるとのこと。この種の食性についての報告はないが他のクラゲ同様に小さな魚や甲殻類、他のクラゲなどを捕食している可能性があるという。

また、メキシコの深海で撮影された映像では、直径68センチメートルのD. enigmaticaが急速に袋状の体の端をすぼめる行動を確認。この理由については撮影していたROVの振動を感じて獲物を捕獲したと誤解したのかもしれないとのことだ。

海抜3,200フィート(974メートル)のメキシコの深海で撮影された映像では他にもD. enigmaticaの死骸を食べる甲殻類の様子などが観測された。

科学者によると、深海では食料原が非常に少ないため甲殻類がこの種のクラゲを食べていても不思議ではないと説明している。

しかし、依然としてまだまだこの生物については謎の点が多い。今後の研究でまた新たな発見があるかもしれない。

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幻想的やな(*´∀`*)

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