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【朗報】デート代を男が支払うべきだと考えている女性が予想以上に少なかった件

   

【朗報】デート代を男が支払うべきだと考えている女性が予想以上に少なかった件

デートで「おごられたい」女性は実は少数派だ

 ソロモンの間でしばしば議論される「デートでは男がおごるのが当たり前か」問題。今回は、このテーマを取り上げたいと思います。

私が主宰するソロもんLABO(旧ソロ男プロジェクト)では、定期的に独身生活者の調査を実施しています。ソロ男・ソロ女だけでなく既婚男女も調査対象とし、アンケートや対面インタビュー、座談会を通し定量的・定性的な分析を行っています。

■バリキャリ女子の「当たり前」とは?

先日、ソロ女の生活意識をテーマに座談会を実施した際、まさに「デートでは男がおごるのが当たり前か」が話題に上りました。座談会の参加メンバーは、32歳から35歳までの女性6人。職種は広告制作・デザイナー・PR・営業などで、バリバリと仕事をこなし年収も意識も高い女性たちでした。

彼女たちは、2017年7月11日配信の「『結婚しない女』の行動は限りなく男性的だ」でご紹介したとおり、経済的にも精神的にも自立し、極めて論理的な思考をする「典型的なソロ女」に分類されます。しかし、「結婚の意思」に関しては必ずしも後ろ向きではなく、「結婚はしたいよね」という意識があるところが特徴でした。

そんな彼女たちは「デートのお勘定」について、どんな意見を持っているのでしょうか。今回は漫画で紹介しようと思います。

■「好き」を態度で示してほしいソロ女

■おごりならどこでもいいわけでは当然ない

■ソロ女の言う「気概」とは?

「男がおごるべき」というソロ女の主張をまとめると、以下の3点です。

1. 初デートは男がおごるのが当たり前。なぜなら、女性は化粧品や洋服など見えないところでおカネを投資しているから。
2. 初デートは男としてのプレゼンテーションの場。気概を行動として見せるべき。そういう視点で考えれば、そもそも割り勘なんてありえない。

 3. そもそもファミレスでしかおごれない収入でデートに誘うな。カネを稼いでから来い。
まず1点目についてですが、男性からしてみれば反論したい部分もあるでしょう。化粧品はともかく、男性でも洋服くらいは買います。もちろん、男性より女性のほうが美容やオシャレにおカネがかかることは理解できますが、そもそもそうした「自分磨き」は、男性からおごられるためにやっていることではないと思うのですが……。

一方、2番目の「気概を見せろ」という部分は多くの男性は納得してしまうのではないでしょうか。まだ付き合っていない段階の初デートであればこそ、男性の本気度を可視化してほしいという彼女たちの気持ちはわかります。自ら稼いでいる彼女たちは、「おごられる」ことで男性に経済的依存をしたいというわけではありません。

 最後の「カネを稼いでから来い」は、前2つとは明らかに論点が異なります。本来は「男がおごる」という行動の是非を問題にしていたはずなのに、3番目は行動評価ではなく、男性の経済力のなさを問題にしてしまっています。

「気概を見せろ」と言いつつ、実はその前に「絶対値としての経済力」という足切りラインが存在するのです。あえて言葉を選ばずに言ってしまうと「カネがない男はお断り」ということです。ここにこそ、私がこの「ソロモンの時代」でも繰り返し提示している未婚化の根本的な要因が潜んでいます。

■ソロ女に多い「上方婚」志向

確かに、今回座談会に参加した女性たちは皆仕事をして自ら稼いでいます。2017年6月11日配信の「女性が直面する『稼ぐほど結婚できない』現実」でもご紹介したように、ある程度年収を稼ぎ、経済的に自立している独身女性は、結婚相手に対する条件として「自分より高い収入」という項目を重視します。いわゆる「上方婚」の価値観です。

就業構造基本調査の産業分類によると、「新聞・出版・映像制作・広告制作業」「法律事務所・会計事務所」「デザイン業・著述家」などの女性は、専門的な資格や知識を持ち、年収も高いですが、同時に生涯未婚率が高いというのが特徴です。今回の座談会メンバーは、広告やデザインなど制作業務にかかわる人が多く、まさにその層にピタリと合致するわけです。

 彼女たちは、自分なりに頑張ってきたという自負があります。頑張って仕事もし、認められて今の地位と収入も確保した。それなのに、同じくらいのキャリアがありながら、自分より稼げていないという事実だけで、その男は頑張っているとは思えないし、リスペクトできない。

年収だけが男の価値を決めるとはいいませんが、少なくとも自分が付き合う相手としては、「収入」をひとつの大きな指標にしたい。なぜなら、相手の人となりをまったく知らない以上、そういう可視化された情報で判断せざるをえないから。彼女たちはそう言いたいのです。

 ソロ男の中には、こうした事態に直面し「デートってめんどくさい……」と思うようになり、デートに消極的になってしまう人も少なくありません。男女の意識の乖離が、結果的に未婚化につながっているのです。

■ソロ女の主張は女性の総意ではない

しかし、「デートでは男性がおごるべき」という考えが独身女性の総意というわけではありません。実は、座談会の中でも「男がおごるべき」に全員賛成というわけではありませんでした。6人のうち最初は半々の3対3でしたが、最終的には1人が意見を変え、「男がおごるべき」派は2人に減りました。漫画の意見は少数派なのです。

 「男がおごるべき」に反対の理由は、「まだ付き合ってもいないのに、おごられる理由がない。対等でいたいし、むしろ絶対におごられたくない」という積極的反対意見もあれば、「別に払ってもらえるならありがとうって思うけど、おごりじゃなきゃいやだとも思わない。自分でも払えるし、割り勘でも別にかまわない」というクールな意見もありました。

2016年に20~50代未既婚男女2万人規模で調査した結果によると、「デートでは男が支払うべきだ」に対して20~30代ソロ女の場合、賛成32%、反対28%とほぼ互角です。40代以上のソロ女は賛成反対ともぴったり33%で並んでいます。ソロ女全員が「男がおごるべき」と考えているわけではなく、真っ二つに意見が分かれているというのが実情のようです。

 一方、既婚女性の場合、賛成は20代から40代以上にかけてほぼ変わらず3割弱で推移しますが、反対派は20代でほぼ半数の45%と高く、以降年代が上がるごとに減少しているのが特徴的です。「男がおごるべきか」について正直、女性はそれほど頓着していないのです。

男性を見てみましょう。ソロ男は20代から40代以上にかけて一貫して賛成派が40%を超えています。反対派も20~25%台で推移しており、あまり変わりません。既婚男性は30代で賛成派が減少しますが、40代以上では賛成派が増加。反対派は年代を追うごとに減少し、40代ではたった8%です。いずれにしても未婚・既婚にかかわらず、「男性がおごるべき」賛成派は女性より男性のほうが多いのです。

 要するに、「男がおごるべき」というのは女性の希望というより、男性側がとらわれている価値観といえると思います。これは「男が稼ぐべき」「男が養うべき」という古い「男らしさ規範」に、男性が相変わらず潜在意識下で支配されていることを示しています。男性の懐事情は別にしても、男とは女性におごることで自尊心を満たしたいという思いがあるともいえます。支払いの場面で、女性から「絶対に割り勘にしてください」と強く主張されたら、寂しさを感じてしまう男性もいるのではないでしょうか?

 そういった意味で考えると、「男がおごるのが当たり前だ」と最後まで強硬に主張した座談会での2人のソロ女の意見は、「男らしさ規範」に支配されている男性の達成感を満足させるものだともいえるわけです。絶対的経済力という条件は別として。

■意識と行動が一致していないソロ男

ちなみに、2017年1月4日配信の「『告白は男からすべし』は女の願望に過ぎない」という記事の中で、「自分から能動的にアプローチしたり、リードできる男は3割にも満たない」というお話をしました。そのくせ20~30代のソロ男たちに限ると、なんと67%も「告白は男からすべきだ」という見えざるプレッシャーに支配されています。

 つまり、意識と行動が一致していないのです。ソロ男は、「男が告白すべき」という強い規範意識に縛られ、結果「面倒くさい」→「告白しない」→「結婚しない」という道筋を進んでしまいがちです。この構造は、「男がおごるべき」問題と酷似しています。

いずれにせよ、「男がおごるべき」なのか「対等に割り勘であるべき」なのか、どちらが正解ということはありません。男性も「おごらなくちゃ」と気負う必要もないのです。2人の関係性の中で両者が心地よい落としどころを発見していってほしいものです。

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20171207-00199927-toyo-soci&p=1

これはなかなかの良記事( ´∀`)bグッ!

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