【速報】この可愛すぎる千春ちゃん「おねがい抜いて!痛い!」

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「指輪が抜けない」49歳妻の長年の悩みを解放した若き消防隊員たち

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指に食い込んだ結婚指輪を
MRIのために外そうとした

「そうかぁ、指輪を付けたままじゃダメなのね」

50歳の誕生日を迎えるのを記念して、MRI検査付きの人間ドックに申し込んだ千春さん(仮名・49歳)は、注意書きを見て困惑した。

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「金属製のアクセサリーは取り外してください」と書いてある。

でも、どうやって?

婚約と結婚から20年近く付けっ放しの婚約指輪と結婚指輪は、ぷっくりと太った指にがっつりと食い込んでいる。ちなみに結婚指輪をはめているのは左手の薬指、婚約指輪をはめているのは右手の薬指だ。

以前、あまりの食い込みぶりに心配になり、外そうと試みたことがあったが、関節のところで止まり、動かなかったのでやめた。多少の痛みは我慢して、頑張って引っ張れば抜けるのだろうか。

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Webで検索すると、安全ピンと糸を使って抜く方法が紹介されていた。糸の端っこをピン先で突っつくようにして指輪に通し、残りはチャーシューのようにぐるぐると指に巻き付ける。後は指輪に通した糸を引っ張るだけ。あら不思議。魔法のようにするりと抜けるのだった。

「これならできそう」

夫の鉄郎さん(仮名・51歳)に協力してもらい、まずは婚約指輪から挑戦してみた。木綿糸を指輪に通し、引っ張ってもらう。最大にして唯一の難関は関節部分だ。思い切ってぎゅっと引っ張ってもらうと骨がつぶれるように痛み、関節から先は見る間に紫色に変色した。痛すぎる。

「怖いよ、無理!」

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顔面蒼白(そうはく)になった千春さんの顔と紫色の指先を見て、鉄郎さんは早々にギブアップした。

鉄やニッケルが含まれていなければ
指輪はしたままでも大丈夫
仕方なく病院へ行き、指輪が抜けなかったことを相談すると、「大丈夫ですよ。そのままお受けください」。受付の女性から笑顔で言われ、なんら問題なく、MRIも人間ドックも終了した。

「MRIは巨大な磁石のようなものなので、鉄やニッケルなどが多く含まれるアクセサリーの場合、お互いに作用しあって、検査データを大きく乱してしまいます。また、熱を帯びて、火傷(やけど)してしまうこともあるので、外していただくことになっているんですけど。

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婚約指輪や結婚指輪は、大抵金やプラチナですよね。鉄やニッケルは含まれていないので、まず心配ないと思って大丈夫なんです。

うちのホームページにも、そのことは明記すべきですよね。説明が足りず、申し訳ありませんでした。痛い思いをされましたね」

検査後の説明ではねぎらいの言葉までかけてもらい、千春さんはいい気持ちになって帰宅の途についた。

(でもなあ、このまま指を圧迫しつづけるのは問題だよね。体に悪そう。それに将来私が死んだときも、誰も外せないまま一緒に火葬することになっちゃう。それはちょっともったいないしなぁ)

考えながら歩いていると、消防署の前にさしかかった。

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(そうだわ、確かネットに、「指輪の切断は消防署でもやってくれます」って書いてあった。リングカッターっていう専用の機械があるのよね。あれ、どこの消防署にもあるのかしら)

思い立ち、玄関前に立っていた隊員に声をかけると、「いいですよ。見てみましょう、どうぞ4階へ」と、署内に招き入れてくれた。

軽く流血しながら
指輪2本、撤去完了
消防署初潜入。

オレンジ色の制服を着た隊員が6人ほど、ぐるりと周りを取り囲み、話を聞いてくれる。

「なんかネットで糸を巻くっていう方法を試したんですけど、自分たちでは無理だったんです。もう痛いし、指は紫になるし」

切々と話すと、正面にいたリーダーらしき隊員が言う。

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「まずはその方法で試しますか?あとは切断ですね。元通りとまではなりませんが、宝飾店に行けば、またつないでもらうこともできますよ。大事な指輪ですからね」

「一応糸でやってみていただけますか?」

優しい言葉に甘えてお願いし、それでもダメだった場合は切断希望、というわけで同意書に住所、氏名を書いた。指輪切断の同意書だ。

「痛いと思います。痛ければ言ってください」

丁寧に慎重に、指に糸を巻き始める隊員、横でリラックスさせようと笑顔で話しかけてくれる隊員。ホスピタリティーにあふれている。

「よくあるんですよ。でも、病院ではやってくれないみたいですね。思い出の品ですものね、できれば切断したくないですよね」

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口々にアドバイスしてくれながら作業していると、署内にサイレンが鳴り響いた。

「市内○○地区にて急病人発生」

アナウンスが流れ、「すみません、交代しますので」

作業を中断して、数人が立ち上がる。

「どうぞどうぞ、出動してください。すみません」

別に千春さんが許可しなくても、急病人が最優先に決まっている。

交代したオレンジ隊員が再び糸を巻いて指輪を動かし始めた。

「大丈夫ですか?」

「全然大丈夫です」

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「痛いですよね、大丈夫ですか?」

「我慢できます」

だが、関節のあたりまでくると、やはりきつい。物理的に不可能だ。これで抜こうなんて無謀過ぎる。

「ガッ‼痛いです。無理です。やっぱり切ってください」

耐えきれず、懇願した。

そうして、ついにリングカッター登場。

まず結婚指輪。指輪と指の間に受け皿を差し込んで浮かし、円盤状のカッターを回して切っていく。2分ほどでカット完了。ただし指輪はまだ、指に食い込んだままだ。

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少しずつ、切れた断面を広げては上にずらし、また引っ張って広げる。タコ糸を2ヵ所に入れ両方を引っ張ってグッと広げて行くのだ。

額に汗を浮かべ、集中している隊員の凛々しい顔に、ときめく千春さん。

するとカットした断面が皮膚を切り、流血した。「痛い」小さな悲鳴をあげると、今度は隣にいた若い隊員がのぞき込み、叫んだ。

「破片が刺さってます、破片が!」

本当は破片ではなく、切断したごく小さな断面が刺さっているだけなのだが、彼も慌てているようだ。ただ、傷はかなり浅い。

流血した部分を消毒し、絆創膏(ばんそうこう)を貼って再開。ついにその時がきた。

関節の圧迫がふいに消えて、指が楽になった。

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「あっ、いったな」

見守っていた全員が歓声をあげた。千春さんは拍手したかったが、まだ右手には婚約指輪がある。

「これはダイヤですか?裏に名前とか入ってますよね」とカットする位置すら気にかけてくれる隊員。

「もう、いいです!どこでも切ってください!」

結婚指輪と同じ工程で、ただし今度は断面が刺さらないようヤスリで削りながら広げ、撤去完了。

外れた指輪をビニールの小袋に入れてもらい、感激してみんなに握手して回りたい衝動をぐっと抑え、何度もお礼を言いながら消防署を後にした。

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売却をほのめかす妻
修理を主張する夫

(あぁ、なんという解放感!)

帰宅し、鉄郎さんに報告すると、彼は切れた指輪の裏の文字を見てちょっぴりセンチな顔をした。

「でもこの指輪、プラチナとダイヤモンドだから身にはつけられないけど、売却もできるから安心して」

冗談めかして言うと、真顔で言われた。

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「売却なんかしないでさ、修理してもらおうよ。抜けなくならないように、サイズを広げてもらうって可能なのかな。調べてみるから、ね」

そういえばもうすぐ19回目の結婚記念日。

(この人と結婚してよかった)と、しみじみ思う千春さんだった。

https://diamond.jp/articles/-/209142

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sakamobi
sakamobi

感動した😌😌😌

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