【悲報】東京五輪からボクシング除外の空気が濃厚な件

夢の東京五輪が霧散も… 除外に不安抱く日本のアマボクサー

21歳の重岡優大(Yudai Shigeoka)にとって、夢はボクシングの世界チャンピオンになることだ。ところが今、その夢がノックアウトされかねない事態が懸念されている。2020年の東京五輪で、ボクシングが実施競技から除外される可能性があるのだ。その中で、日本のアマチュアボクサーたちは不安を抱えながら日々を過ごしている。

拓殖大学(Takushoku University)ボクシング部で主将を務める重岡は、八王子の大学ジムで練習を行った後、AFPのインタビューに応じた。重岡は「僕らはみんな、東京五輪に向けて練習しています」「選手からすると、目の前のもうすぐだった夢が消えてしまったら正直ショックです」と話す。

国際オリンピック委員会(IOC)は昨年11月、国際ボクシング協会(AIBA)のガバナンスを問題視し、東京五輪に向けたボクシング競技の準備凍結を発表。AIBAは現在、IOCの調査対象となっている。IOCのトーマス・バッハ(Thomas Bach)会長は、都内で行われた記者会見で「いつも通り、選手を守るためのあらゆる努力」を怠らないと約束しつつ、東京でのボクシング実施を明言しなかった。

日本ボクシング連盟(JABF)も事態を重く受け止めている。内田貞信(Sadanobu Uchida)会長は「競技人口の減少にもつながりかねない」と話し、五輪除外となればボクシング界にとって「ダメージは大きい」と漏らした。日本のアマチュアボクシングの競技人口は約5000人といわれる。内田会長によれば、彼らは「ずっと五輪のために練習してきて、子供の頃からの夢だと話している。彼らにとって、五輪はそれだけ特別なイベント」だという。

ボクシングは他の競技に比べて選手寿命が短く、4年に1回の五輪に出られるチャンスはそう多くない。JABFは、IOCの決断が選手たちの士気や意欲の低下を招くことを懸念し、指導者に対しては、選手の様子によく気を配るよう促している。存続を求めて集めた署名は45万筆を超えた。会長は「実施してほしいと心から願っていますし、そうなるはずだと信じています」と話す。

■五輪目指してボクシングを続ける4年生

ボクシングは古代五輪の時代からある由緒正しい競技で、近代五輪でも、スウェーデンの国内法で当時ボクシングが禁止されていた1912年のストックホルム大会を除き、すべての大会で実施されている。

重岡は「ボクシングがなくなったら悲しいし、選手はみんながっかりすると思います」と話している。空手少年だった重岡は、13歳でボクシングに転向し、高校時代は4回の全国制覇を経験した。現在は、大学で20人の部員たちと1日2時間、週に6回、ランニングや腹筋、スパーリング、シャドーボクシング、サンドバッグ打ちなどに汗を流す。昨年11月には、アマ最高峰の全日本選手権で優勝を果たした。

重岡のチームメートで、22歳の4年生、浦島将之(Masayuki Urashima)は、ボクシングが東京五輪から除外されたら「努力が無駄になる」のではないかと憂慮している。

同じ4年生の多くは、大学の部活引退とともにボクシングに区切りをつけ、就職活動を行うが、浦島は東京五輪出場を目指してトレーニングを続けることを決めた。浦島は「五輪に出るのが夢ですし、東京開催ということで大きなチャンスがあると思っています」と語っている。開催国の日本は男子5つ、女子2つの出場枠を確保しているため、選手は有利な状況にある。通常はアジア予選の結果に左右され、2016年のリオデジャネイロ五輪で手に入ったのはたったの2枠だった。

IOCの最終的な判断は、少なくとも今年6月までは出ないとみられる。重岡、そして浦島も、ひとまずは実施を信じて練習を続けるとしている。「自分にその実力があるかはともかく、最後まで全力を尽くしたいと思っています」と話す浦島は、東京五輪を最後にボクシングを引退するつもりだと明かし、「とにかく五輪に出たいです」と続けた。

http://www.afpbb.com/articles/-/3203898

 

 

sakamobi
sakamobi

>日本のアマチュアボクシングの競技人口は約5000人といわれる。

そりゃ仕方ないかも(;・∀・)

 

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