超人的な潜水能力を持つインドネシアの『バジャウ族』、一般人よりも脾臓が50%も大きいことが最新の研究で明らかに

超人的な能力を得るため、脾臓が巨大化していた

インドネシアには海の上で暮らし、素潜りで魚などの魚介類を捕って生活している『バジャウ族』という民族の人々が暮らしている。彼らは魚介類を捕獲する際約70メートルの深さまで素潜りで潜ったり、13分も潜り続けることが可能といった超人的な能力を持つことで知られている。

今回、アメリカの研究者らはこのバジャウ族の人々を超人的な能力の秘密を探るため研究を行ったところ、彼らは通常の人に比べて脾臓が50%も大きいことが明らかになったという。

「海の遊牧民」として知られ、1000年以上前から海上に浮かぶ集落を移動させながらゴーグルと銛を使った素潜り漁で魚介類を捕獲し生きてきたバジャウ族の人々。

アメリカ、ケンブリッジ大学のMelissa Ilardo博士はこのバジャウ族の人々の超人的な能力の秘密を探るため研究を行った。その結果、彼らは近くの陸に住むサルアン族に比べて脾臓が50%も大きく、体内の酸素レベルを9%も高めていたことが明らかになったという。

バジャウ族の人々の中には13分も潜水することが可能な人もおり、これはヒトが深いダイビングに適応した最初の事例であるという。

研究において、Ilardo博士はバジャウ族の村で数か月間共に生活を行い、バジャウ族と近くの陸に住むサルアン族の人々の遺伝子サンプル採集と超音波スキャンを行った。

研究の結果ではバジャウ族の脾臓はダイビング時のみ大きくなっていたのではなく、通常時も大きいままであったという。また、DNA分析ではバジャウ族はサルアン族には無いPDE10Aと呼ばれる遺伝子を有していることが示されたとのこと。

Ilardo博士によると、「バジャウ族は甲状腺ホルモン濃度を上昇させて脾臓を増大させている」という。

CellJournalに掲載されたこの研究は、科学者らが体組織の酸素が急激に減少する急性低酸素症を理解するの役立つかもしれないと期待されている。

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