野生のワニの卵を獲っていいことに海外メディアによると、オーストラリアのクイーンズランド州政府は野生のワニの卵を商業的に収穫することを許可するよう州法が改正される予定であるという。
今後、このクイーンズランド州では収穫された卵から育てたワニの革製品などが海外へ輸出される可能性があるとのことだ。
今回の州法改正は、近年増え続けている野生化におけるワニの個体数とそれに伴う地域住民のワニ被害が関連しているようだ。
クイーンズランド州政府により発表された今回の州法改正案。これまで同州では野生のワニとその卵の商業的収穫は法律で禁止され保護されていたが、今回卵に関しては商業的収穫が可能となるよう州法が改正されるようだ。
改正案では、野生のワニの卵を収穫できる者は商業的野生動物の収穫免許を持った者だけであり、この免許は卵の収穫がワニの個体数に悪影響を及ぼさないことを示す十分な科学的証拠がある限られた状況においてのみ発行されるという。
クイーンズランド州の計画では州内で年間最大5000個の卵が収穫されると予想しているとのこと。
このような州法改正にはクイーンズランド州における野生のワニの個体数増加と、それに伴う地域住民のワニ被害が関連しているようだ。また、これによるワニ産業の活性化が期待されている。
クイーンズランド州では1985年以来ワニによる死亡事故が11件。重症などと非致死的な事故が24件発生しているという。
また、オーストラリア北部の準州ノーザン・テリトリーではすでに野生ワニ卵の商業的収穫が許可されており、毎年約12万個の卵が収穫され、ワニ製品や産業に大きく貢献しているという。しかし、ワニの個体数は減っていないとのこと。
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オーストラリアの動物保護って支離滅裂だよな(;・∀・)
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