地上の空気を腹部にくっつけて水中の巣までせっせと運ぶ様子
ミズグモが空気運んでた
見てて楽しい🕷 pic.twitter.com/BVP6cIhpE3— 尾崎智美 (@ozaki_t) 2018年5月23日
クモといえば、その多くは陸上で生活し糸を使って網を張ることでよく知られる生物。しかし、中には水中で生きていくことを選び、独自の生態を持つクモも存在している。
それがこの『ミズグモ(学名:Argyroneta aquatica)』。
Twitterではこのミズグモが水中で生活するために必要な空気を地上から水中に運ぶ様子が話題となっています。
この動画を投稿されたのはTwitterアカウント:尾崎智美さん(@ozaki_t)さん。投稿者さんによりますと、この動画を撮影されたのは井の頭自然文化園の水生物館とのことです。
動画では、ミズグモが地上の空気を腹部にくっつけて水中の巣までせっせと運ぶ様子が映っています。なんといっても腹部に空気をくっつける“ボコンッ!”という瞬間が見ていてとても不思議ですね。
この動画にネット上では、
えっ、すごっどうなってるんだこのお尻??
なんか神秘的
え。このクモは可愛い
水の中で生きる蜘蛛っているんや
といったコメントが寄せられていました。ミズグモは世界で唯一水中生活をするクモ。ヨーロッパから日本を含むアジアまで広く分布する生物です。水中の巣は何重もの糸を使って空気のドームとなっており、ここで休憩をしたり捕まえたヨコエビや水生昆虫を食べるそうです。
とても珍しい生態を持つ生物ですが、生息場所の条件が綺麗な池やなどの浅くて水草の多いところで、大型の捕食者が居ないところと非常に厳しく、本州以南では絶滅が危惧されているようです。
生物保護でとても重要なことは多くの人々にその生物を知ってもらうこと。今回のツイートで多くの人々に『ミズグモ』に関心を持ってもらえると嬉しいですね。
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ミズグモは水中に巣を作る。巣は糸を重ねてできた膜によるドームで、ここに空気を蓄え、その中で休息する。
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